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映画『孤狼の血』より中村倫也にインタビュー

暴力団対策法成立直前の広島の架空都市・呉原を舞台に、刑事・やくざ・女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描いた映画『孤狼(ころう)の血』。“警察小説×仁義なき戦い”と評される同名原作を『凶悪』など生々しい描写で定評のある白石和彌監督が映画化した。平成の時代にあえて血湧き肉躍る昭和の男たちの熱き物語が、日本屈指の俳優陣らの演技合戦によって映し出される。NHK連続テレビ小説「半分、青い。」など、数々の話題作に出演している今注目の若手実力派俳優で、本作では暴力団の構成員として“狂犬ぶり”を披露している中村倫也さんに見所や役作りについて語ってもらった。

―中村さんのイメージからは想像もつかない“狂犬ぶり”を披露されていますね。
この役柄でオファーをいただいた時は「まじか」って思いましたね(笑)。僕はこんな顔立ちなので、これだけエキセントリックで、スリリングで、クレイジーな役はやらないだろうなって思っていたんですけど、(監督の)白石さんが声をかけてくださったので「勝算はあるんだろうな」と思っていました。僕が演じた永川は、劇中に若者がそんなに出てこない中で同世代の日岡(松坂桃李)との対比があるなと思いました。逆の信念、欲を持っていて。永川は、暴れたくてやくざに入ったのにいろいろと押さえつけられて我慢をしている。「それだったら一般企業と変わらない」という不満があって、その鬱憤を暴れる時に爆発させるというか。これはやくざの世界じゃなくても、男女問わず社会人ならあることだと思います。「こんなことしたい」「これが出来るはずだったのに」って思っているけど、なかなかその場が回ってこなくて…。そういう意味では共感したので、それを頼りに役作りをしていきました。

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―中村さんは作品によって様々なキャラクターを演じられ、“カメレオン俳優”としても注目を集めていますが、役作りの難しさなど役柄によって異なりますか?
仕事を始めた頃とは違う難しさを感じていますね。どの役も最後まで分からない。撮影が終わって半年後とかに「あのシーンこうした方が良かったかなぁ」ってふと思うことはよくあります。そのシーンは演じてOKが出たら終わりなんですけど、常に頭のどこかにあって、いつまでも終わらないんですよね。良く言えば経験値が増している分、反省が尽きないというか。その時にしか出せないものがあると思うので、どの作品、どのシーンもその瞬間のベストを目指してやろうと思っています。

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