話題を集める旬なアーティストの個展を開催

注目作家紹介プログラム チャンネル7『髙橋耕平―街の仮縫い、個と歩み』　神戸市中央区

　兵庫県立美術館（神戸市中央区）の学芸員が注目する作家を個展形式で紹介するシリーズ展の第7回、注目作家紹介プログラム チャンネル7『髙橋耕平―街の仮縫い、個と歩み』が10月15日から開催される。期間は11月20日まで。観覧無料。

　髙橋耕平さんは2000年代から京都を拠点に活動しており、2013年の個展以降、特に作品で扱うテーマの面で大きな変化を見せ、話題を集めている。記録や記憶の継承と断絶、個人と社会や集団との関係といった問題を題材に、映像によるドキュメントの手法を主として、鋭くシニカルでありながらユーモアも感じさせる作品を生み出してきた。

　同展では、21年前に起こった阪神・淡路大震災以降の、都市の経験や記憶をテーマに、神戸・阪神間で撮影した映像や写真等から新たに制作されたインスタレーションを展示。また、髙橋さん本人によるトークなど、関連イベントも実施される。

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