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油彩、書、陶芸などの作品を通して創作への情熱に迫る
『没後25年 中川一政 心の太鼓が鳴りわたる』展 香雪美術館
香雪美術館(神戸市東灘区)で現在、『没後25年 中川一政 心の太鼓が鳴りわたる』展が開催されている。期間は10月23日まで。
鮮やかでうねるような力強い筆致の薔薇や、風景などの連作で知られる洋画家・中川一政(1893~1991年)。表現者としての出発は、与謝野晶子、若山牧水らに認められた詩歌に始まるが、21歳の時に知人から贈られた油絵具で初めて描いた「酒倉(摂津深江)」が岸田劉生に認められたことが契機となり、画家を目指すことに。油彩のみならず、随筆、装丁デザイン、岩彩、書、陶芸など多方面で活動し、1975年には文化勲章を受章、無限に広がる命の輝きを描き、没後25年を過ぎてもなお多くの人々を魅了し続けている。
同展では、優れた墨蹟に対峙した瞬間を「心の太鼓が鳴りわたる」と語っていた一政の文字や造形に現れた作品65点を通して創作への情熱に迫る。また、会期中の毎週土曜日には学芸員によるギャラリートークが行われるほか、8月28日には「中川一政の生涯と芸術」と題した講演会が開かれる。
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詳細情報
- 開催期間
- 2016年8月20日(土)~10月23日(日)
※9月20日(火)休館 - 時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 香雪美術館
(神戸市東灘区御影郡家2-12-1)
GoogleMapで探す - アクセス
- 阪急「御影駅」徒歩約5分
- 入館料
- 一般800(600) 円、高・大学生500(400)円、中学生以下無料
※( )内は20人以上の団体料金 - 関連イベント
- ギャラリートーク
会期中の毎週土曜日14:00~
講演会「中川一政の生涯と芸術」
開催 8月28日(日)13:00~14:30
講師 新井人志(真鶴町教育委員会学芸員)
定員 50人※当日10:30より整理券を配布 - 問い合わせ
- 香雪美術館
TEL 078-841-0652
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