この男、世界最速。ヒトラ—にさえ、止められない—

映画『栄光のランナー／1936ベルリン』

　逆境に打ち勝った「四冠メダリスト」ジェシー・オーエンスの実話を描いた『栄光のランナー／1936ベルリン』がシネ・リーブル神戸にて8月20日（土）より公開される。

＜ストーリー＞貧しい家庭に生まれながらもジェシー・オーエンス（ステファン・ジェイムス）は中学時代から陸上選手として類稀な才能を発揮していた。家族の期待を一身に背負ってオハイオ州立大学に進学した彼は、コーチのラリー・スナイダー（ジェイソン・サダイキス）に出会い、オリンピックで金メダルを獲得することを目標に特訓の日々を送る。大学陸上競技大会の1つビッグ・テン選手権において45分間で世界新記録を3つとタイ記録を1つ樹立するまでに成長したオーエンスだったが、当時のアメリカ国内ではナチスに対してオリンピックのボイコットを訴える世論が広まっていた。さらに、オーエンスは黒人であることを理由に「オリンピックに出場しないでほしい」とアメリカ黒人地位向上委員会から告げられてしまう…。

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