未来の救命救助につながるロボット競技会

『第16回レスキューロボットコンテスト』神戸市中央区

　災害救助をテーマにしたロボットコンテストの競技会本戦が8月6日・7日、神戸サンボーホール（神戸市中央区）で行われる。入場無料。

　同競技会は阪神・淡路大震災を機に考案され、大学や高専の研究者などでつくる実行委員会が、ものづくりの楽しさと同時に防災や減災の大切さ・難しさを考える機会として2001年から開催されてきた。今回も全国の高校・高専・短大・大学・一般から出場した24チームが神戸と東京に分かれて予選を行い、勝ち抜いたチームが今回の本戦に参加する。震災にあった街を模した模型のフィールドに遠隔操作のロボットを設置、コントロールルームからロボットを操作してレスキューダミーを救助。作業にかかった時間や救助活動の達成具合など、様々な観点から評価を行われる。

　また、同日は様々な展示とワークショップが楽しめる『あそぼう！ まなぼう！ ロボットランド』も同時開催。実際の現場で活躍するロボットや技術などが展示ブースで紹介されるほか、レスキューロボットの操縦体験や工作教室などに参加できる。

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