台湾の巨匠・侯孝賢（ホウ・シャオシェン）の2大傑作　みずみずしく鮮やかな自然と人の心に触れる

映画『冬冬（トントン）の夏休み』『恋恋風塵』2作品同時上映

　デジタルリマスターで蘇った台湾の巨匠・ホウ・シャオシェン（侯孝賢）の名作『冬冬（トントン）の夏休み』と『恋恋風塵』が元町映画館にて7月9日（土）から22日（金）まで2作品同時上映される。

＜『冬冬（トントン）の夏休み』ストーリー＞
1984年の夏、母親が入院して父親が看病をするためトントン（冬冬）と妹のティンティンは夏休みの間、祖父母の家に預けられることになる。祖父母の住む村へやってきた2人は村の少年たちとすぐに仲良くなった。一見厳しいが孫思いの祖父との交流や仲間たちと遊ぶ日々…田舎でのひと夏の経験は2人にとって忘れられない思い出となっていく—。

＜『恋恋風塵（れんれんふうじん）ストーリー＞
1960年代末。山村で幼い頃から常に一緒にだった幼馴染の少年・アワンと少女・アフン。アワンは成績優秀だったが家が貧しく家計を助けるために台北に出て働きながら夜間学校に通っていた。アフンもアワンを追うように1年遅れて台北に来て働き始める。大都会で暮らす2人はさらに強い絆で結ばれ、いつしかお互いに愛情を抱くようになるが…。

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