健康長寿を願って蝋燭に火を灯す

『夏越大祓式 道饗祭 千燈祭』生田神社

　7月15日、神戸市中央区の生田神社にて神事『夏越大祓式（なごしのおおはらえしき）』と『道饗祭（みちあえのまつり）』、『千燈祭（せんとうさい）』が執り行われる。

　『夏越大祓式』は“蘇る祭り”と言われており、祓所（はらえど）で人間をかたどった人形（ひとがた）にそれぞれで息吹を吹き込み、それをお祓いすることで人間が知らず知らずの内に犯してしまった罪や穢れを清める神事。また、参道中央に設置された厄払いの芽の輪をくぐることで病気や事故などの禍（わざわい）から身を守る『茅の輪くぐり』も行われ、毎年多くの人が儀式に参加している。『道饗祭』の神事が行われた後は、健康長寿を願う『千燈祭』が行われる。御神前に灯された御神火を宮司が生田の森に設置された蝋燭台に移し、参列者がその火を蝋燭に灯して無病息災と健康長寿を祈る。当日は17時から『夏越大祓式』、17時20分から『道饗祭』、17時40分から『千燈祭』が行われる予定で、すべて当日に一般参加することができる祭典となっている。

詳細情報