このイベントは終了しました。
白地に青が映える「染付」31点を展示
『涼しげなやきもの』 篠山市
兵庫陶芸美術館(篠山市今田町)で現在、テーマ展『涼しげなやきもの』が開催されている。期間は10月16日まで。
白地に青が映える涼しげなやきものは、中国元時代に江西省の景徳鎮窯で完成された素焼きした素地に呉須(コバルト)を主成分とする絵の具で文様を描き、その上から透明釉を施して焼成したもので、中国では「青花」と呼ばれている。日本では、江戸時代前期に肥前有田(佐賀県)で生産が始まり、染織の藍染を想わせることから「染付」と呼ばれ、各地の窯場でも作られるようになった。
同展では、江戸時代後期以降に兵庫県内で作られた「染付」31点を展示。中国的な風景や日本的な花鳥風月のほか、幾何学文や吉祥文などが丁寧に描かれた、時代の風潮や陶工たちの技術の粋を垣間見ることができる。
scroll
詳細情報
- タイトル
- テーマ展『涼しげなやきもの』
- 開催期間
- 2016年7月2日(土)~ 10月16日(日)
月曜休館(祝日の月曜は開館し、翌火曜は休館) - 時間
- 10:00~19:00
※7、8月の金、土は10:00~21:00
※入館は閉館時間の30分前まで - 会場
- 兵庫陶芸美術館 展示室3
(兵庫県篠山市今田町上立杭)
- 料金
- 一般200(160)円、大学生150(120)円、高校生100(80)円、中学生以下無料
※65歳以上はの方は半額
※( )内は20人以上の団体料金 - 問い合わせ
- 兵庫陶芸美術館
TEL 079-597-3961
記事の続きを読む