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精緻な木工作品を生みだす背景に迫る
『清雅を標に-人間国宝 須田賢司の木工藝-』 神戸市中央区
竹中大工道具館(神戸市中央区)で6月3日から、『清雅を標に-人間国宝 須田賢司の木工藝-』が開催される。期間は7月10日まで。
須田賢司さんは、木を細やかに組み合わせて箱や箪笥、家具を作る指物(さしもの)技法を基礎に、「清雅」をテーマとした繊細かつ雅趣に富む作品を生み出す木工藝家。ときにフランス産の楓といった特色ある洋材を取り入れるなど、その伝統と現代が融合された表現から、2014年に重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)の認定を受けている。
同展では、小箪笥、箱、家具など多彩なジャンルの作品に加えて、素材となる木へのこだわりや道具をめぐる文化、指物技法や仕上げの技などの制作の舞台裏も紹介。伝統の指物から総合芸術たる「木工藝」へと昇華させた工藝の最先端の世界を堪能することができる。
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詳細情報
- 開催期間
- 6月3日(金)~7月10日(日)
※月曜休館 - 時間
- 9:30~16:30(入場は16:00まで)
- 場所
- 竹中大工道具館 1階ホール
(神戸市中央区熊内町7-5-1) - 入館料
- 一般500円、大高生300円、中学生以下無料、65歳以上200円
- 問い合わせ
- 竹中大工道具館
TEL 078-242-0216
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