巨匠作家と若手作家の作品が共鳴し、陶芸の新たな魅力を発見

『Rencontre－いま、ここで、出会う 《交差する現代陶芸コレクション》』篠山市

　兵庫陶芸美術館（篠山市）で6月18日より、特別展『Rencontre（ランコントル）－いま、ここで、出会う 《交差する現代陶芸コレクション》』が開催される。期間は8月28日まで、月曜日休館。

　同館のコレクションの中から近代以降の様々な陶芸作家の作品を、巨匠作家たちの作品から若手作家たちの作品まで展示し、ユニークな組み合わせで紹介する。それぞれの作品が響き合い、共鳴することで陶芸の表現の幅広さや奥深さを伝え、陶芸の新たな魅力が発見できるという。

　フランス語で「遭遇」を意味する「Rencontre（ランコントル）」と称された同展では、作品と作品との出会いだけでなくそこに鑑賞者が立ち会うという意味も込められている。同館の担当者は「ここで様々な作品と出会い、連想ゲームのように思いを巡らしながらご鑑賞いただき、“何か”を感じ取って陶芸に親しんでいただくきっかけとなれば」と話した。

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