窯元と飲食店がコラボ「ろじうらマルシェ」も

『第10回 やきものの里　春ものがたり』篠山市

　毎年この時期に、立杭陶の郷・丹波焼各窯元・兵庫陶芸美術館・こんだ薬師温泉ぬくもりの郷の3館と窯元が丹波焼の里を舞台に実施する『第10回 やきものの里　春ものがたり』が今年も開催されている。5月8日まで。

　普段はなかなか見る事のできない全45の窯元の工房や伝統技法が自由に見学できる恒例イベント「オープン工房（3〜5日）」では、特別企画として信水窯（3日）や窯山麓の傾斜地に9つの焼成室を連ねた最古の登窯、稲右衛門窯（5日）・俊彦窯（5日）の焼成も実施。立杭の窯元ではカフェ出店や作品の展示などが行われるほか、窯元の軒先や路地裏ではコーヒーや地酒、手作りの雑貨などを販売する「ろじうらマルシェ（3〜5日）」も開かれる。

　期間中、立杭陶の郷では、七輪で焼き上げる陶芸ワークショップ（3日、4日）や横丁風な店内で52軒の窯元作品を販売する「窯元横丁」などが催されるほか、兵庫陶芸美術館では体験・味覚コーナーの設置やコンサートなどが行われる。さらに、こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷では菖蒲湯（5日）が特別に楽しめる。

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