「日本遺産」に認定された篠山の文化財情報や見どころを発信

デカンショ祭を疑似体験「丹波篠山デカンショ館」オープン　篠山市

　篠山市に伝わる民謡・デカンショ節をはじめ、昨年4月に文化庁から「日本遺産」に認定された篠山の文化財情報や見どころを発信する「丹波篠山デカンショ館」が4月28日にオープンする。大手前展示館（篠山市北新町）を改装し開設。

　デカンショ祭のイラストを背に来場者が踊りを楽しむ「デカンショの輪」コーナーでは、タブレット端末を使ってデカンショ祭で踊っている気分を疑似体験したり、デカンショ踊りのミニ講習を受けたりできる。また、篠山の伝統文化を大型スクリーンで鑑賞するシアターやパネル展示を通して、デカンショ節を中心に日本遺産に認定された構成文化財15ヵ所が紹介される。入館料は大人300円、大学生・高校生200円、中学生・小学生100円だが、篠山市民には4月28日から5月8日までの期間に限り無料で開放される。

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