三陸海岸の磯船の制作工程を公開　和船の歴史をたどる展示も

神戸開港150年記念事業『船大工 三陸の海と磯船』　神戸市中央区

　日本で唯一の大工道具の博物館・竹中大工道具館（神戸市中央区）で現在、神戸開港150年記念事業『船大工 三陸の海と磯船』が開催されている。期間は5月22日まで。

　東日本大震災で壊滅的な被害を被った三陸地方で船大工を続ける村上央（ひろし）さんに師事し、その技術を継承する活動を行うアメリカ人船大工のダグラス・ブルックスさんが磯船の制作に取り組む現場を公開するほか、製造道具の展示などを通して和船の歴史や特徴について紹介する。

　また、期間中は、5月7日に制作された和船の進水式が、5月15日にセミナーが行われる。どちらも事前申し込みが必要で、応募フォームまたは往復ハガキにて受け付けている。

神戸開港150年記念プレイベント「和船進水式」
※要事前申し込み、応募者多数の場合は締め切り後に抽選
開催 5月7日（土）13:00～16:00
場所 神戸港（メリケンパーク）
定員 100人
料金 無料
申し込み 4月15日（金）までに、応募フォームまたは往復ハガキにて申し込み
【往信用裏面】イベント名・希望日、参加者氏名（フリガナ）、郵便番号・住所、電話番号、年齢
【返信用表面】宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名を記入
〒651-0056 神戸市中央区熊内町7-5-1　
竹中大工道具館イベント係

「技と心」セミナー 船のかたち ヨーロッパと日本の造船技術の違いについて
開催 5月15日（日）13:00～15:00（12:30開場）
場所 神戸海洋博物館多目的ホール
定員 300人
料金 無料
申し込み 4月22日（金）までに、応募フォームまたは往復ハガキにて申し込み
【往信用裏面】セミナー番号（75と記入）、セミナー名、参加者氏名（フリガナ）、郵便番号・住所、電話番号、年齢
【返信用表面】宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名を記入
〒651-0056 神戸市中央区熊内町7-5-1　
竹中大工道具館「技と心」セミナー係

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