震災で経験した助けあい・支えあいの精神を引き継ぐ

灘浜緑地で『第15回 菜の花まつり』　神戸市灘区

　灘浜緑地（神戸市灘区）で3月12日、震災で経験した助けあい・支えあいの精神を引き継ぐイベント『第15回 菜の花まつり』が開催される。

　灘区の歴史の花「菜の花」は、摩耶山天上寺に与謝蕪村の句碑「菜の花や月は東に日は西に」があることなどから、同区の歴史にゆかりが深いとして平成13年4月に灘区民まちづくり会議で選定。区内を流れる都賀川沿いや西郷地域では、昨年の秋から「菜の花のみち」の整備が進められており、地域有志らによって植えられた多くの菜の花が街に彩りを添えている。

　同イベントでは、菜の花入りかす汁やフランクフルトなどを販売する模擬店が並ぶほか、地域の子どもたちによる歌や踊りのステージイベント、餅つき、子ども向けゲームなどの催しが用意されている。また、同区婦人会による桜と菜の花を素材とした展示会「灘の春・いけばな展」が同時開催される。

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