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記念講演会やギャラリートークも実施
特別展『明治有田 超絶の美 -万国博覧会の時代-』
篠山市の兵庫陶芸美術館にて現在、特別展『明治有田 超絶の美 -万国博覧会の時代-』が開催されている。期間は6月5日まで。
江戸時代初期、日本で最初に磁器づくりに成功した有田では、国内にとどまらずヨーロッパ各国の王侯貴族を魅了する華やかで精緻な製品が数多く制作されてきた。江戸幕府の終焉とともに明治時代が始まると、有田焼は明治政府により殖産興業製品として位置づけられ、政府が作成した「温知図録(おんちずろく)」などの新図案をもとに、革新的な有田焼が創出。このような作品は、1873(明治6)年のウィーン万国博覧会をはじめ、世界各国で開催された博覧会で高い評価を受けた。
同展では、明治時代の有田をリードした香蘭社や精磁会社を中心に、万国博覧会への出品作品や皇族・華族が使用した洋食器、それらの元となった図案類など計154件を展示し、明治有田の“超絶の美”を紹介。巨大な花瓶や再現不可能と言われる細密描写には、明治というエネルギッシュな時代の雰囲気が表れている。また、当館学芸員によるギャラリートークも実施される。
【当館学芸員によるギャラリートーク】
日時 6月4日(土)
いずれも11:00〜(1時間程度)
場所 兵庫陶芸美術館 展示会場
※予約不要、参加無料(ただし、観覧券が必要)
詳細情報
- タイトル
- 特別展『明治有田 超絶の美 -万国博覧会の時代-』
- 開催期間
- 3月19日(土)~6月5日(日)
- 休館日
- 月曜日
- 場所
- 兵庫陶芸美術館
- 観覧料
- 一般1,000円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
- 問い合わせ
- 兵庫陶芸美術館
TEL 079-597-3961、FAX 079-597-3967