油彩作品32点や素描と版画作品を展示

『小磯良平作品選Ⅳ‐油彩‐』　神戸市東灘区

　昭和の神戸モダニズムを代表する洋画家・小磯良平さん（1903～88）の作品を収蔵する「神戸市立小磯記念美術館」で4月3日まで、『小磯良平作品選Ⅳ‐油彩‐』が開催されている。

　本展では、油彩作品32点が展示されるほか、素描と版画作品あわせて60点を通して形の表現に対する追及心を明らかにする特集「かたちの研究」も組まれ、端正で正確なデッサンと評される小磯さんのたゆまぬ努力の軌跡を知ることができる。また、「コレクション企画展示　感じるかたち＝あらわすかたち」と題して、同じモチーフを描いても画家によって全く異なる表現となる様を、23人の画家の作品をもって紹介。

　会期中は、学芸員と一緒に作品を鑑賞する「ギャラリーツアー」や美術館インフォメーションスタッフがで解説する「アトリエ解説」などの催しも行われる。

【関連イベント】
・ギャラリーツアー
毎週日曜日 14:00～（約30分間）
内容 学芸員と一緒に作品を鑑賞するツアー

・アトリエ解説
11:00～、14:00～（約20分間）
内容 美術館インフォメーションスタッフがアトリエ内で解説
※イベント等のある場合は時間を変更

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