東日本大震災後の4年間、陸前高田に暮らした二人の作家による、津波の痕跡とそこで生きる人々を映し出した作品

『小森はるか＋瀬尾夏美 巡回展 波のした、土のうえ in 神戸』

　デザイン・クリエイティブセンター神戸（KIITO）で現在、『小森はるか＋瀬尾夏美 巡回展 波のした、土のうえ in 神戸』が開催されている。期間は1月31日まで。

　本展では、映像作家の小森はるかさんと、画家で作家の瀬尾夏美さんによる映像作品「波のした、土のうえ」の上映、絵画や写真、テキストなどの作品展示、トークイベントを行う。同作は、「置き忘れた声を聞きにいく」「まぶしさに目の慣れるまで」「花を手渡し明日も集う」の3篇から構成され、各篇1人の被災者に焦点をあてて制作。ボランティアをきっかけに陸前高田市に暮らした2人が、被災地での日常や風景を丁寧に写し出している。

会期中イベント
要申込 参加費各500円 定員各30名（先着順）

【シネマてつがくカフェ「波のした、土のうえ」】
1月24日（日）13:00～17:30
ファシリテーター 西村高宏
グラフィック 近田真美子
「波のした、土のうえ」を鑑賞後、対話の場・シネマてつがくカフェを開催
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【トークイベント】
1月30日（土）15:00～17:00
登壇者 鷲田清一（哲学者、せんだいメディアテーク館長）、小森＋瀬尾
司会 久保田テツ（せんだいメディアテーク学芸員）
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