【1/14 10時頃】緊急速報メール配信　地震時にあなたを守るトレーニング

『神戸市シェイクアウト訓練』

　阪神淡路大震災から20年が経過し、神戸市民の約4割が神戸市で震災を経験しておらず、震災の記憶の風化や防災意識の低下が危惧されていることから、「自分の身を守る安全行動を確認し、今一度災害への備えを確認してほしい」と、神戸市では1月14日（木）に『シェイクアウト』訓練を実施する。昨年度に初めて行われ、約34万人の市民が参加したという。

　シェイクアウトとは、指定された日時に参加者がそれぞれの場所で自身の身を守るために行う、一斉防災訓練。米国カリフォルニア州で始まり、現在では日本各地で実施されている（兵庫県では今年神戸市・明石市・川西市で実施）。訓練当日の10時、災行政無線や地震防災訓練アプリなどにより訓練開始の合図が発信され、その場で「姿勢を低く、頭を守って、動かない」という3つの安全行動を約1分間実行する。その約3分後に訓練緊急速報メール（エリアメール）が配信され、携帯電話が鳴動し訓練終了となる。また、この訓練をきっかけとして家庭や職場、学校などで避難訓練や消火訓練、備蓄物資の確認などを同時に行うプラスワン訓練も推奨されている。

　同訓練では、参加者数や参加団体を把握するためインターネットによる事前参加登録を呼びかけている。公式サイトの参加申し込みページより受付中。

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