世界の小麦を育てた日本人の物語

映画『NORIN TEN 稲塚権次郎物語』

　20年前に書かれた『世界の食糧危機を救った男 稲塚権次郎の生涯（千田篤著）』を基に、長年の調査から分かったことを加味してドキュメンタリータッチに描かれた『NORIN TEN 稲塚権次郎物語』が、12月19日（土）から25日（金）まで元町映画館（神戸市中央区）にて上映される。

＜ストーリー＞
「農」の神様と呼ばれた男・稲塚権次郎。彼は、富山の貧しい農家の長男として生まれ、のちに育種家として稲と小麦の品種を育て上げた。たゆまず続けた研究の成果は「コシヒカリ」となり、80年前に育種した「小麦農林10号」は世界の70％の小麦の基となるまでに広がっている—。

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