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『再゛丹波(冬)-丹波の登窯とその時代-』 篠山市
篠山市の兵庫陶芸美術館で特別展『再゛丹波(冬)-丹波の登窯とその時代-』が開催されている。期間は、2016年2月14日(日)まで。
丹波焼の魅力を連続して紹介する同館の開館10周年記念展の一環。丹波では、山の斜面を掘り込んだ半地下式のあな窯が、江戸時代中期には“蛇窯”と呼ばれる山の斜面に細長く約50メートルにも伸びた長大な登窯へと転換していったと考えられている。そこには、新しい技術を取り入れる陶工たちの進取の気風が反映され、窯の構造変化によって生み出された製品の多様性や装飾性は、六古窯の中でも丹波焼の特異性を際立たせているという。 現存する丹波焼最古の登窯は、明治28(1895)年に築かれたといわれており、築窯120年を迎えた今年、伝統的な築窯技術によって修復作業が完了した。
同展では、登窯の修復作業を通じて、現在の陶工が受け継ぎ、次世代へと継承する築窯技術とともに、登窯によって生み出された江戸時代以降の丹波焼を生産および流通の側面からも紹介する。
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詳細情報
- 開催期間
- 12月12日(土)~2016年2月14日(日)
- 時間
- 10:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで - 場所
- 兵庫陶芸美術館
- 休館日
- 月曜日(但し、1月11日は開館し、1月12日は休館)、12月31日、2016年1月1日
- 入館料
- 一般600円、大学生500円、高校生300円、中学生以下無料
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