重要文化財「旧ハッサム住宅」の公開も

『第64回 神戸菊花展』　神戸市中央区

　神戸の秋を代表する花の催し『第64回 神戸菊花展』が10月20日、神戸市立相楽園で始まった。11月23日まで、期間中無休。

　花の高さが1メートル以上の大菊や頭でっかちの福助人形を連想させる「福助菊」、幹や茎が根よりも低く崖のように垂れ下がっている盆栽仕立ての「懸崖」をはじめ、愛好家らが丹精込めて育て上げた様々な菊が展示される。見ごろは例年11月上旬ごろ。

　また期間中は、茶席（10月25日・31日、11月3日）やジャズコンサート（11月1日）、ライトアップ（11月3日～7日）といった催しに加え、普段は見られない重要文化財の旧ハッサム住宅の内部公開も実施（10月24日～11月15日）。英国人が設計し、明治35（1902）年ごろに異人館街（北野町）に建てられた和洋折衷建築の趣ある雰囲気を堪能できる。

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