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企画展『没後20年 ルーシー・リー展―調和の器・永久の憧れ』 姫路市
姫路市立美術館(同市本町)で10月31日、企画展『没後20年 ルーシー・リー展―調和の器・永久の憧れ』が始まる。12月24日まで。
陶芸家のルーシー・リーさんは、色鮮やかな美しい釉薬による加飾と抑制されたフォルムが生み出す個性的で格調高い作品を手がけ、20世紀を代表する陶芸作家として知られている。ルーシーさんは、19世紀末から20世紀初頭にかけて新たな美的価値が盛んに創出される空気がみなぎる都市・ウィーンで建築家のヨーゼフ・ホフマンが教鞭をとるウィーン工業美術学校で学び、卒業後にはブリュッセル万国博覧会(1935年)で金メダルを受賞。戦禍を逃れるため1938年にイギリスへ亡命した後も、陶芸家バーナード・リーチやハンス・コパーらと交流し、幾多の困難の中でも創作活動に取り組み続けたという。
同展では、ルーシーさんの初期から晩年に至る約200作品を通じ、その魅力を紹介。ほとんどは日本初公開作品で、さらにウィーン時代の新発見作品も展示される。また、1982年に英国・BBCが収録したインタビュー映像の公開や、ルーシー・リー研究の最前線を行く研究者によるレクチャー、陶芸家による実演イベントなども実施される。
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詳細情報
- 開催期間
- 10月31日(土)~12月24日(木)
- 時間
- 10:00~17:00
※入館は16:30まで - 場所
- 姫路市立美術館
(姫路市本町68-25) - 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 入館料
- 一般1,000円、高・大学生600円、小・中学生200円
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