大筆・書道パフォーマンスも実施

『書家 前田 華汀 展－いま、ここから－』　豊岡市

　豊岡市の兵庫県立円山川公苑美術館で10月10日、書家・前田華汀（かてい）さんの個展が始まる。12月6日まで。

　前田さんは、1970年に養父市大屋町に生まれ、地元の高校を卒業後に文化勲章受賞の書家として知られる金子鴎亭（おうてい）さんに師事し4年間の内弟子生活を送った。その間、毎日書道展で入選や入賞を重ね、父の死を機会に帰郷。現在は、書道教室や学校への出前授業などを行う一方で、グループ展などの企画展を毎年開催するなど精力的に活動を続けている。

　同展では、東京から帰って間もなく、家族や近所の人々に支えられていることを実感したことから制作された「ふるさと」や、近年書道の全国展に出品した「華」を篆書体で書いた作品など50展を紹介。また10月10日・11月22日・12月6日には前田さんによる大筆・書道パフォーマンスや、トークイベントなども実施される（事前申し込み不要）。

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