このイベントは終了しました。
我が子を思い 作り続けた和紙人形を展示
『創作和紙人形展』 川西市
伊丹市の伊藤壽子(ひさこ)さんが手がけた和紙人形500点以上が展示される『創作和紙人形展』が現在、川西市郷土館(同市下財町)で行われている。10月21日まで。
伊藤さんは、1984年に長男を、1997年に次男を徐々に筋力が低下していく難病「筋ジストロフィー」によって亡くしている。和紙で作った「姉さま人形」との出会いなどをきっかけに、千代紙と綿棒でひな人形を作って次男に見せたところ、とても喜んだことから人形作りを続けるようになったという。現在までに800体以上を数える和紙人形には、20センチほどの台座で百人一首ひとつひとうの歌を表現しているものや、雅楽の演奏会の様子、昔話をテーマにしたものなどがある。
また期間中は、伊藤さん自身が人形に込めた思いを語る講演会(10月4日)や、地元で活動する火打雅楽同好会による雅楽演奏会(10月10日)、生田流筑紫会「箏の会」の横山歌千さんによる琴の演奏会(10月17日)も行われる。
scroll
詳細情報
- 開催期間
- 開催中~10月21日(水)
- 時間
- 10:00~16:30
※入館は16:00まで - 場所
- 川西市郷土館
(川西市下財町4-1) - アクセス
- 能勢電鉄「山下駅」下車徒歩約12分
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 入館料
- 一般300円、高・大学生200円、小・中学生150円
- 問い合わせ
- 川西市郷土館
TEL 072-794-3354
記事の続きを読む