絶滅危惧種のエドヒガン　魅力をPR

『エドヒガンシンポジウム＆観察会』参加者募集　川西市

　川西市みつなかホール（同市小花）で10月12日、『エドヒガンシンポジウム＆観察会』が行われる。現在、参加を受け付けている。

　 今年9月、県立一庫（ひとくら）公園（同市国崎字知明）に群生する桜の野生種で絶滅危惧種でもある「エドヒガン」が天然記念物に指定された。同イベントは、エドヒガンの貴重性や美しさを周知しようと県阪神北県民局宝塚土木事務所などが主催。北摂里山のエドヒガンの魅力や天然記念物指定の経緯、県民による保全活動などについて紹介する。

　シンポジウムでは、兵庫県立大学名誉教授の服部保さんが基調講演「エドヒガンと天然記念物指定について」を担当するほか、保全活動に取り組む市民団体が参加するパネルディスカッションなどを実施。また、シンポジウム参加者のうち、希望する40人を対象に行われる観察会では、一庫公園や黒川・桜の森など4ヵ所のエドヒガン群落をマイクロバスで巡る。

　参加にはFAX・郵送による事前申し込みが必要となっており、定員に達し次第受付終了。

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