『第18回 明石薪能／こども仕舞』　明石市

　兵庫県立明石公園（明石市）で10月4日、『第18回 明石薪能』が上演される。

　本格的な組み立て式能舞台が同園芝生広場に設置され、「仕舞」、「能」、「狂言」が演じられる。一条天皇から剣を打つように命じられた刀匠・三條小鍛冶宗近（さんじょうのこかじむねちか）が、狐の精霊の姿で現れた稲荷明神のご神体とともに剣を鍛え上げる能「小鍛冶」や、仏像を求める田舎者と「すっぱ（詐欺師）」のリズミカルなやりとりが人気の狂言「仏師」などの演目が、幻想的なかがり火の中で上演される。

　また『明石薪能』に先立ち幼稚園年少から小学校6年生までの子どもら21人よる『こども仕舞』も実施。この日のために練習してきた成果を見ることができる。

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