街中キャンプで災害時に活かせるサバイバル技術を

『街キャンプKOBE 2015』　神戸市中央区

　街中でキャンプをしてアウトドアを体験する『街キャンプKOBE 2015』が10月17日と18日、神戸市中央区のみなとのもり公園（神戸震災復興記念公園）で行われる。現在、参加を受け付けている。

　阪神淡路大震災から20年目を迎えた神戸で復興の経験を発信すると同時に、災害時に活かせるサバイバル術を楽しみながら学んでもらおうと地元のラジオ局などでつくる実行委員会が初めて主催。同イベントでは、東日本大震災で当時6年生の次女を亡くし、現在は「小さな命の意味を考える会」代表を務める佐藤敏郎さんと、被災した母親の支援コミュニティ「Stand for mothers（スタンドフォーマザーズ）」理事長・かもんまゆさんによる講演会を実施。また、非常時に持ち出すと良いグッズを遊びながら学べるカードゲームや、毛布などを簡易担架として活用する方法などがレクチャーされる兵庫県防災士会のブース、防災ラジオ作りなどのワークショップブースも展開される。

　その他、神戸で活動するヨガインストラクター・ぬんさんによる朝ヨガ教室や、本格クライミングジム「GRAVITY RESEARCH（グラビティリサーチ）」のボルダリング体験といった参加型企画に加え、ヒップホップバンド「TOKYONo.1SOULSET」のヴォーカリスト・渡辺俊美さんや、ロックバンド「BRAHMAN」のヴォーカリスト「TOSHI-LOW（トシロウ）」さんによるライブパフォーマンスも繰り広げられる。

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