『蘇ったフィルムたち〜東京国立近代美術館フィルムセンター復元作品特集』神戸市兵庫区

　神戸アートビレッジセンター（神戸市兵庫区）にて、サイレント映画から独特の映像世界で優れた作品を次々に生み出し、 世界的にも高い評価を受けている小津安二郎監督の作品までを上映する『蘇ったフィルムたち〜東京国立近代美術館フィルムセンター復元作品特集』が開催される。期間は9月26日（土）から10月9日（金）まで。

　映画のデジタル化が進む中で今後もフィルムでの上映環境を保ち続けるために立ち上がった「F シネマ・プロジェクト」の一環として、東京国立近代美術館フィルムセンターと共催で、神戸、大阪それぞれの会場にて全16プログラムが一挙に上映される。神戸会場である、神戸アートビレッジセンターでは、溝口健二監督が泉鏡花の小説を映画化した『瀧の白糸』、小津安二郎監督のサイレント時代の喜劇『和製喧嘩友達』や“父と娘”をテーマにコミカルに描いた『彼岸花』など、フィルムの魅力を存分に堪能できるという作品が多数ラインナップ。

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