谷崎文学と昭和のよき時代に触れる2日間

『谷崎潤一郎 旧邸めぐり』　神戸市東灘区・芦屋市ほか

　文豪・谷崎潤一郎が作家生活の大半を過ごした関西の旧邸を訪ねる『谷崎潤一郎 旧邸めぐり』が10月4日と16日、10月10日と23日のそれぞれ2日間ずつ開催される。現在、参加を受け付けている。

　同イベント1日目は、芦屋市の谷崎潤一郎記念館と、名作「細雪」の舞台になった神戸市東灘区の「倚松庵（いしょうあん）」を学芸員の解説とともに見学する。2日目は、『城の崎にて』などを著した志賀直哉らがその佇まいを絶賛し、谷崎の小説『夢の浮橋』の舞台でもある通常非公開の「潺湲（せんかん）亭」（京都・下鴨）を特別に見学できるほか、世界遺産・下鴨神社などを散策し、京料理の老舗「下鴨茶寮」で季節の料理を味わえる。

　参加には事前申し込みが必要となっており、定員48人に達し次第受付終了。

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