『仙石権兵衛展―今回新出の資料をもとに、その実像に迫る―』　豊岡市

　出石藩仙石家の藩祖で、『週刊ヤングマガジン』連載中のマンガ『センゴク』の主人公としても親しまれている戦国武将・仙石権兵衛秀久（せんごくごんべえひでひさ）をテーマにした特別展『仙石権兵衛展―今回新出の資料をもとに、その実像に迫る―』が現在、豊岡市立美術館―伊藤清永記念館―（同市出石町）で行われている。9月29日まで。

　同展は、このほど同市出石町の旧家から発見された新出文書のお披露目展として企画された。新出文書は、秀久が長野県小諸市を領地としていたころのもので、これにより晩年の秀久が農村復興策に取り組んでいたことが分かったという。会場では、秀久のものだと伝わる甲冑や肖像画、書状などに加え、『センゴク』作者の宮下英樹さんから寄せられたメッセージやイラストなども併せて紹介される。

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