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第二二回式年 三ツ山大祭

播磨国総社、射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)で20年に一度行われる『三ツ山大祭』は、全国でも珍しい置き山が登場する祭り。そもそも総社で60年に一度行われていた“天神地祇祭”(後の「一ツ山大祭」)を、10世紀に瀬戸内海で起きた藤原純友の乱を鎮めるため臨時に行ったのが起源とされる。高さ18メートルもの巨大な人工の山が神門前に三基置かれ、それぞれの山上殿に天神地祇をはじめとする神々が迎えられる。江戸時代、城下町の祭礼として盛大に行われ、幕末には一万両が姫路の町に落ちたとか。昭和28年の人出は300万人だったという。ただ、人気の的だった町々の「造り物」は、家並みや生活の変化によって姿を消した。今回は、華やかだった造り物を復活させようと、播磨地域の高校や大学など10の団体が造り物製作に取り組んでいる。「三ツ山大祭を盛り上げ、伝統を受け継いでいってもらうためにも、若い方々の参加は嬉しいことです」と、造り物製作にも関わっている播磨学研究所研究員の埴岡真弓さん。「多くの方に姫路に来ていただき、日本の国の平安をみんなで祈りたいですね」。



《置き山》(写真の右から)二色山、五色山、小袖山。播磨国の一宮(最も格式の高い神社)である宍粟市の伊和神社で行われている、周囲の山を祀る「一ツ山」「三ツ山」神事が起源と伝えられている。自然の山を模して人工の山を造ったという。
《天神地祇祭》天の神と地の神、すべての神々に祈る祭り。
《造り物》町々の屋根や街路に飾られた、芝居や物語などのよく知られた場面を再現した造形物。昔は数十メートルに及ぶ大規模な造り物もあり、大祭の呼び物のひとつだった。

【合わせて見るとさらに分かる三ツ山大祭】
兵庫県立歴史博物館 特別企画展
『姫路・城下町の祭礼- 播磨国総社の三ツ山大祭 -』
4月7日(日)まで開催中
「三ツ山大祭」の歴史や祭礼の楽しみを、屏風や絵巻、刷り物などをとおして紹介。
昭和28年のニュース映像は必見!

☆播磨学研究所では
『「三ツ山大祭」と日本の祭り』と題し
10のプログラムを開講する特別講座を開催。

写真

詳細情報

タイトル
第二二回式年 三ツ山大祭
開催日
3月31日(日)~4月7日(日)
会場
播磨国総社と姫路城三の丸広場
姫路市総社本町190
アクセス
JR・山陽「姫路駅」約徒歩15分
 
期間中には周辺にて
姫路城観桜会・好古園夜桜会・姫路ぐるめらんど等
各種イベントが予定されています
お問い合わせ
三ツ山大祭実行委員会
TEL:079-224-1111
近くで宿泊 近くで食事

Kiss PRESS編集部

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