兵庫県立人と自然の博物館『山陰海岸の植物展』　三田市

　三田市の兵庫県立人と自然の博物館で現在、『山陰海岸の植物展』が行われている。10月4日まで。

　京都府京丹後市の八丁浜海岸から鳥取県鳥取市の鳥取砂丘にかけて広がる山陰海岸（山陰海岸国立公園）には、開発の進んだ瀬戸内海側の海岸と比較して自然海岸がよく残されており、砂丘や海崖といった地形・環境に応じて多様な植生が成立している。同展では、植物の押し葉標本や、果実、種子、砂といった実物資料と解説パネルを展示。山陰海岸とその周辺に生育する海岸植物の形態的・生態的特徴のほか、海岸植生の成り立ち、海岸環境の特性や現状について解説する。

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