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特別展『国立美術館巡回展 洋画の大樹が根付くまで』 神戸市東灘区
日本近代美術の流れと、画家たちの試行錯誤と挑戦の歴史を辿る特別展『国立美術館巡回展 洋画の大樹が根付くまで』が9月12日、神戸市立小磯記念美術館(同市東灘区)で始まる。同館と釧路市立美術館の共同企画により実施され、東京国立近代美術館・京都国立近代美術館の所蔵品から日本近代の洋画の変遷を見ることができる。11月3日まで。
同展では、明治以降の洋画史黎明期に技法や西洋的観点を日本に伝えた黒田清輝や藤島武二のほか、独自の洋画表現を探求した安井曾太郎、萬鉄五郎ら、またフォーヴィスムやアンフォルメルなどヨーロッパから新しい美術が流入した歴史を経て現代にいたるまでの洋画史を、重要文化財「エロシェンコ氏の像」(1925年)を含む代表作群で紹介する。
大正末から昭和前期の日本の美術運動に大きな影響を与えた西洋の画家から、ワシリー・カンディンスキー、ジョルジュ・ブラック、パウル・クレー、マックス・エルンストなど巨匠たちの作品もあわせて展示。変遷と探求を重ねてきた日本近代美術の流れと、その中で生まれてきた個性あふれる作家たちの名品を鑑賞することができる。
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詳細情報
- タイトル
- 特別展『国立美術館巡回展 洋画の大樹が根付くまで』
- 開催期間
- 9月12日(土)~11月3日(火・祝)
- 時間
- 10:00~17:00
※金曜日は18:00まで
※入館は閉館の30分前まで - 場所
- 神戸市立小磯記念美術館
(神戸市東灘区向洋町中5-7) - アクセス
- 六甲ライナー「アイランド北口駅」下車すぐ
- 休館日
- 月曜日(ただし、9月21日、10月12日、11月2日は開館)、9月24日、10月13日
- 入館料
- 一般800円、大学生600円
※高校生以下は無料、神戸市老人福祉手帳持参の人は400円 - 問い合わせ
- 神戸市立小磯記念美術館
TEL 078-857-5880
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