昼間と違う、幻想的な動植物を見に行こう

神戸どうぶつ王国 「サマーアニマルナイト」開催

　8月中の土・日曜及びお盆期間（8月13日～16日）、神戸どうぶつ王国で夜の動植物を観察できる「サマーアニマルナイト」が開催される。通常は平日17時に閉園する同園が、この期間のみ21時まで営業時間を延長。間接照明のみの薄明かりの中、普段は見ることのできない神秘的な様子を堪能することができる。

　また、今回さらに来園者に楽しんでもらえるようにと様々な新しい試みも登場する。ビュッフェ形式の食事が楽しめるレストランでは、「真夏の夜の王国プレート」など特別メニューからメイン料理を選ぶことができるハーフビュッフェを用意。レストランエリアの中央には光のオブジェを設置し、それらを囲む蚊帳が張り巡らされる。ライトアップされた花々が咲き誇る中、一味違った食事を楽しむことができるという。

　一面にスイレン池が広がるエリア「ウォーターリリー」では、池の中にベゴニアなどの花びらとカラーライトを入れたガラスポットをおよそ100個浮かべて幻想的な光の空間を作りあげる。さらに、昼間も開催されているバードパフォーマンスショーが期間中は20時半からも行なわれ、薄明かりの中で羽ばたく鳥達が公開される。

　7月、水場に浮かぶ島に2つの橋が開通した「ペリカンラグーン」では、スタッフがワオキツネザルに給餌しながら生態について説明する「ワオワオトーク」を19時半から夜間にも開催。「ワオワオアイランド ナイト探検」と称したナイトバージョンでは、間近でエサを食べる様子や、夜間ならではの活発的に動きまわるワオキツネザルを観察できる。

　その他、“怪鳥”ハシビロコウやカピバラ、カンガルーの豆蔵など人気者たちも夜間公開される。明るい昼間とはまた違った動物たちの表情に注目が集まる。

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