戦後70年特集として6作品を上映。

『収蔵フィルムで綴る 戦時下の暮らし』神戸市長田区

　8月29日（土）、30日（日）、神戸映画資料館（神戸市長田区）では戦後70年特集として『収蔵フィルムで綴る 戦時下の暮らし』が開催される。

　出征する兵隊を送るために楽隊を作りたいと願う小学生を描いた『三太のラッパ』や、勤倹貯蓄・消費節約をテーマとした『一銭の力』、一家の大黒柱である父親が出征して母と弟との三人で暮らす貧しい一家の少年が大阪朝日新聞の配達をして母親を助ける様を描く『銃後美談 起ち上った少年』など全6作品を上映する。

　また、8月29日（土）には神戸映画保存ネットワーク研究員・羽鳥隆英さんによる講座も実施。中国人歌手・女優李香蘭の仮装の下、15年戦中期の日本人を熱狂させ得た「山口淑子」とは何者なのか？激動の世紀を生きた運命の歌姫の軌跡を辿りつつ、新たな研究の可能性を探る。

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