ジェームス・フランコの自伝的小説の映画化

映画『パロアルト・ストーリー』

　俳優のジェームズ・フランコが2010年に発表した短編小説集「パロアルト・ストーリーズ」を基に作り上げられた『パロアルト・ストーリー』が8月15日（土）に公開される。上映期間は、8月28日（金）まで。

　フランシス・F・コッポラの孫にして、ソフィア・コッポラの姪にあたるジア・コッポラの監督デビュー作となる同作。彼が若いころ経験してきた、夢や理想を追いながらも挫折に苦しむ若者たちの姿をみつめた“リアルなティーン・ムービー”となった。

＜ストーリー＞
内気で繊細な少女エイプリル（エマ・ロバーツ）は、学校で誰もが認める美人の優等生。しかし、進路に悩み将来の夢を描けないでいた。彼女は、クラブでサッカーをする傍ら、アルバイトでサッカーのコーチであるミスター B（ジェームズ・フランコ）の息子のベビーシッターもしていた。息子と2人で暮しているミスター Bは子供を可愛がってくれるエイプリルのことが気になっていた。エイプリルは、教え子とコーチという関係にありながら優しく包容力のあるミスター Bに惹かれ、危うい関係を結んでしまう。しかし、徐々に距離を取り始め、やがて関係を断つ決意をする—。

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