“日本遺産”認定のデカンショ節　総踊りや打ち上げ花火

『第63回 丹波篠山デカンショ祭』　篠山市

　デカンショ節をテーマに「日本遺産」に認定された篠山市で、毎年8月に行われるデカンショ節の総踊りを中心としたお祭『第63回　丹波篠山デカンショ祭』が8月15日と16日に行われる。

　軽快な節回しで歌われる民謡に「ヨオーイ　ヨオーイ　デカンショ」と掛け声を挟む「デカンショ節」は、時代ごとの風土や名所、名産品などを歌詞に盛り込み歌い継がれてきたもので、今年文化庁が新たに創設した制度「日本遺産」に「丹波篠山 デカンショ節 ー 民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」として認定されている。

　同イベントでは、西日本でも最大級と言われる高さ約8メートルの木造やぐらを中心に1000人以上が参加する総踊りをメインイベントに、丹波篠山太鼓「鼓篠組」の和太鼓演奏や、同市内の学生らによる吹奏楽演奏会などが繰り広げられる。両日ともに総踊り時とフィナーレ合わせて2000発の花火が打ち上げられ、提灯でライトアップされた会場を華やかに演出する。

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