『第二回 すずらんホール農村歌舞伎』　神戸市北区

　神戸市立北区民センターすずらんホール（同市北区）で7月19日、北区（旧山田の里）で古来より受け継がれている伝統芸能の保存などを目的として『第二回 すずらんホール農村歌舞伎』が行われる。

　同イベントは、1999年から行われている農村歌舞伎体験教室の修了生を中心に結成された「神戸すずらん歌舞伎」が出演。読本「絵本太閤記」を素材に、明智光秀が謀反を起こすきっかけからその最後までの様子が1日1段全13弾で描かれているストーリーのうち、10日目にあたる10段「絵本太功記 尼ヶ崎庵室の場」を上演する。

　また開演前には、園田学園女子大学名誉教授の田辺眞人さんが今回の演目の時代背景についての講演「官兵衛の中国大返しと太十・尼崎の段」も行うため、あまり歌舞伎になじみがない人でも気軽に鑑賞することができる。

詳細情報