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『三木翠山展』 姫路市
姫路市立美術館(同市本町)で現在、京都画壇に独自の足跡を残した三木翠山(すいざん)の回顧展が行われている。7月26日まで。
加東郡社町(現加東市)に生まれた翠山は、近代日本を代表する画家・竹内栖鳳(せいほう)に師事。1913(大正2)年第7回文展に「朝顔」が初入選し、以後は文展・帝展・新文展の常連作家となる。戦後はアメリカで美人画個展を開催して好評を得るなど、海外でも高い評価を受けたが1957(昭和32)年に京都で急逝した。
同展では、初期から晩年に至る作品を紹介するほか、「大正の五十三次」を目指して大規模かつ華やかな取材旅行を東海道で敢行した際の資料を完成作「東海道五十三次 箱根」とともに特別コーナーで展開。また、栖鳳門下の上村松園や橋本関雪、濱田観、池田遙邨らの作品を展示するコーナーも設置され、翠山をとりまく同時代の京都画壇の状況も併せて堪能できる。
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詳細情報
- タイトル
- 『三木翠山展』
- 開催期間
- 開催中~7月26日(日)
- 時間
- 10:00~17:30
※入館は閉館の30分前まで - 場所
- 姫路市立美術館
(姫路市本町68-25) - アクセス
- JR「姫路駅」から徒歩約20分
- 休館日
- 月曜日(ただし7月20日は開館)、7月21日(火)
- 入館料
- 一般800円、大学・高校生500円、中学・小学生200円
- 問い合わせ
- 姫路市立美術館
TEL 079-222-2288
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