『水俣からの新たな価値創造　-甘夏ミカンから国産ネロリが生まれるまで-』　神戸市中央区

　神戸市中央区のデザイン・クリエイティブセンター神戸（KIITO/キイト）で6月27日、『水俣からの新たな価値創造　-甘夏ミカンから国産ネロリが生まれるまで-』が行われる。

　同センターのセンター長・芹沢高志さんをモデレーターとして多様なゲストを招いて行うトークセッションシリーズ「未来のかけらラボ」の6回目で、今回は、熊本県水俣市で甘夏ネロリの製品化に取り組む、株式会社ネローラ花香房代表の森田恵子さんがゲスト。

　水俣市の無農薬甘夏ミカンは、水俣病のために漁ができなくなった漁師さんらが栽培を始めたもの。その花が、森田さんの長年の努力により、世界的に貴重な芳香油「ネロリ」の抽出・商品化に利用できるようになったという。同イベントでは、森田さんの話しを通じてこれからの環境共生型地域づくりについて考える機会とできるほか、会場では「甘夏ネロリ」の香りも体験できる。

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