明石市内各地で「時の記念日」を祝う 『時のウィーク2015』開催

　6月10日は「時の記念日」。時間を正確に守り、生活の合理化を図るという意識を国民に広めるために、1920年に制定された。日付の由来は日本初の時計が鐘を打った日が6月10日であることから。その記念日の前後、6月1日から16日の期間に、記念日を祝う祭り『時のウィーク2015』が、東経135度日本標準時子午線の真上にある明石市立天文科学館を擁する明石市で開催される。期間中は、市内各所で数多くのイベントが行われ、記念日を盛り上げる。

　今年のテーマは「バブル花咲く昭和の薫り」。バブル景気で日本中に活気のあった1980年代という時代をテーマにイベントが企画されている。12日に「ライブハウス&レストラン ポチ」で開催される、80年代ディスコサウンドを中心とした選曲の「フライデー・ナイトフィーバー」、13日にアスピア明石の特設ステージで行われるコンサートイベント「時を超えた’80ミュージック」など、当時を知る人なら懐かしく、知らない人でも新鮮な気持ちでイベントを楽しむことができる。

　80年代に関係するイベントのほか、共通の食券を使用して複数の店舗で食べ歩きができるバルイベントなども開催。5〜6日の期間で明石駅周辺の店舗が対象の「第8回 明石まちなかバル」と、19日〜20日の期間で西明石駅周辺の「第3回 西明石食べ歩きバル」の2つが実施される。

　今年のメインデーは14日、兵庫県立明石公園を会場とした『時のウィーク』期間中最大規模の祭りとなる。メインステージとサブステージの2つでは、鉄砲隊演舞や武者行列、歌やダンスのパフォーマンスなど、様々な催しを1日中見物することができる。フリーマーケットやご当地グルメブースもあり、こちらも毎年多くの人でにぎわいを見せている。

　また、「時の記念日」当日である10日は明石市立天文科学館が無料開放され、国内現役最古のプラネタリウムを鑑賞することができる。プラネタリウムは整理券制となる。

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