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仮設住宅に繰り広げられた 人間模様のおかしさと悲しさを
『青い空の真下で~阪神・淡路大震災20年公演~』 神戸市兵庫区
北野異人館など本物の洋館を使った観客参加型演劇や、観客が物語を決めるマルチストーリー演劇で知られる劇団「G-フォレスタ」が、20年前の阪神・淡路大震災後の仮設住宅を舞台にした演劇公演『青い空の真下で~阪神・淡路大震災20年公演~』を6月26日~28日、神戸アートビレッジセンター KAVCホール(神戸市兵庫区)で上演する。
同劇団の旗揚げ作品として2000年に上演された同作品は、2005年に「阪神・淡路大震災10周年記念事業」に選ばれ神戸・大阪で再演され、今回で3度目の上演となる。舞台となるのは、1995年5月の神戸・西宮から少し離れた街。仮設住宅での暮らしを余儀なくされた人々の実際にあった出来事を集め、一つの物語とした。
脚本・演出を担当した丸尾拓さんは「地震が人々の暮らしに与えた衝撃は計り知れない。しかし、生きている者にとっては“辛い、苦しい”だけでは乗り越えられなかったことも多かったはず。人間のしなやかさと優しさと、浅はかさと切なさを、軽いタッチと深い愛を込めて書き綴った作品」としている。
【あらすじ】
その瞬間に夫が他の女の名を叫んだ新婚夫婦、ファミコンにはまる独居老人、
救援物資を携えて現れる愛人、など本当にあった仮設住宅での騒動の数々。
それは、不思議にバイタリティにあふれた毎日だった。
しかし入居から3年もたったある日、事件が起きる。
誰も書かなかった、胸にしみる仮設住宅物語。
詳細情報
- タイトル
- 『青い空の真下で~阪神・淡路大震災20年公演~』
- 開催期間
- 6月26日(金)~28日(日)
- 時間
- 26日(金)19:00
27日(土)14:00/18:00
28日(日)14:00
※開場は開演の30分前 - 場所
- 神戸アートビレッジセンター KAVCホール
- アクセス
- 神戸高速「新開地駅」東出口より徒歩約5分
「JR神戸駅」より徒歩約10分
神戸市営地下鉄「湊川公園駅」より徒歩約15分 - 料金
- 3,500円
※全席指定 - 脚本・演出
- 丸尾拓
- 出演
- 山崎修一、田中幸彦、生田克正、杜香佑美、杉本ヒロ子、森 優子、中佐和葉ほか