7月29日にオープンする、住吉のカフェ『Treffpunkt KOBE（トレフプンクト神戸）』（神戸市東灘区）で、ひと足先に自家製ケーキを味わってきました。

JR住吉駅から北に徒歩1分。入り口が2箇所あります

ヨーロッパのようなアンティーク調の建物・1階が同店。現在は芦屋に移転した『CIEL Cafe（シエル カフェ）』の跡地となり、内装や北欧ヴィンテージ家具の一部はそのまま譲り受けたそうです。

主に水・木・金・土曜の不定期での営業となるため、訪問前に公式インスタグラムをチェックしてくださいね。

『Treffpunkt KOBE』店内。テーブル2卓

オーナーの四方さんは、同店のほか東京・渋谷にもカフェを出店。神戸を拠点に、今後も行き来しながら切り盛りしていくそうです。カフェ開業スクールに1年間通い、そこで培ったノウハウを生かして自家製スイーツを手掛けています。

スイーツは「スパイスシフォンケーキ」「レモンパウンドケーキ」「本日のスイーツ」の3種類。イートインのほか、テイクアウトでも購入することができます。

「スパイスシフォンケーキ」600円、「カフェラテ」600円（各税込）

「スパイスシフォンケーキ」は、シナモン・オールスパイス・クローブ・キャラウェイシードを忍ばせて、ふっくら焼き上げていきます。

ふんわりやわらかく、口のなかでほどけていく軽い食感。4種のスパイスが複雑に絡み合い、ちょっぴり大人な味で、とろ～りホップクリームに絡めながら余韻もさっぱりとしています。

ドイツ製の可愛らしいお皿に乗っています♪

昔から家庭でもシフォンケーキを焼かれていたそうで、四方さんの自信作が看板スイーツに。甘さ控えめのため、持ち帰ってワインと合わせるのも良さそうです。

バニラアイスが添えられた「レモンパウンドケーキ」600円 、「ドリップコーヒー」600円（各税込）

爽やかな香りが漂う「レモンパウンドケーキ」は、国産レモンを使用。穏やかな酸味のしっとり生地と、まわりにはレモン果汁をアイシングして甘さとサクサク感をプラス。上には食用のお花・エディブルフラワーがちょこんと乗り、見た目も華やかです。

『Treffpunkt KOBE』メニュー

「本日のスイーツ」は、チーズケーキや季節感の楽しめるものが登場します。

同店のコーヒーは、創業100周年を迎えた『エキストラ珈琲』（神戸市兵庫区）の豆を採用。そのほか、暑い時期にうれしい「バージンモヒート」などのフレーバーソーダーもそろいます。秋頃からは、ランチやお酒を置いて夜営業もスタート予定。

四方さんの娘さんが作成したお店のロゴ

店名の“トレフプンクト”とは、ドイツ語で“待ち合わせ場所”を意味します。

キャリアメンターの資格を持ち、コーチやカウンセラーとしても活躍してきた四方さんに、悩みを相談したり、同店に訪れることで誰かに会える、そんな気持ちで利用してほしいといった願いが込められています。

オーナー・四方 結花さん ※『Treffpunkt KOBE』提供写真

四方さんは「ご縁やタイミングが重なり、長年暮らしている神戸でカフェをオープンすることになりました。ドリンクを飲みながら、仕事や子育て、恋愛相談など、お喋り感覚でぜひお聞かせください」とメッセージ。

同店の入り口は2箇所。こちらではテイクアウトにも対応

7月29日から7月31日はベルリンで暮らす娘さん夫婦とのコラボイベントを、今後ワークショップやマルシェなどにもチャレンジしていきたいとのことです。