牛肉がホロホロ♪西区神出町『レストハウスまきば』のオックステールシチュー 神戸市
「ひょうごの近代住宅100選」にも選ばれたレトロでウッド調の建物が魅力的な『レストハウスまきば』（神戸市西区）で国産牛を使った贅沢な「オックステールシチュー」を取材してきました。
お店は神出中学校から車で約5分、神出神社参道付近に位置しており、訪れた時、“どこか懐かしい雰囲気”に自然と引き込まれるような印象を受けました。神戸出身の詩人・竹中いくさんなど著名な文化人が数多く来訪している名店に相応しい雰囲気ですね。
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店前にはオーナーである大西さんの奥様が手入れをした観葉植物が並びます。奥様曰く、昔の乳母車をアレンジして草花の鉢を飾っているのだそうで、彩りが素敵です。
カーペンターズの音楽が流れる店内は、木のぬくもりが心地よく、リラックスした時間を過ごせそうな雰囲気。照明、テーブル、椅子などのインテリアは大西さんの手作りで、壁に飾られた素敵な絵画も大西さんが描いた作品なのだそう。
今回いただく「オックステールシチュー」は、大西さんが「もっとたくさんの方に知ってもらいたい」と語る自信作です。
シチューはサラダ、ライス、デザート、珈琲（紅茶）などとセット注文することができますが、今回は大西さんオススメの「バタートースト」を追加注文して合わせることにしました。シチューが運ばれてきたのでさっそく一口いただくと、お肉の旨みがしっかり溶け込んだリッチな味わいにびっくり！500～600kgはある国産牛テールの希少な根本の分厚い部分を3日間じっくりと煮込んで作るそうです。
柔らかなお肉は口の中でホロホロとほどけていき、約130gというボリューミーな量にも関わらずぺろりと完食できました。近隣の農家さんから仕入れた新鮮な野菜を使ったソテーはバターの甘みが絶妙。野菜のもつ味わいもしっかりと感じられます。
バタートースト（500円・税込）には長年親交のあるパン屋さんから仕入れている食パンを使用。外はカリッ、中はフワフワの絶妙な焼き加減で、じゅわりと染み出すバターの風味も心地よいです。シチューとの相性はもちろん抜群♪
通りを歩いていくと、併設の和牛館が見えます。こちらは、国産牛の焼き肉や和牛鍋を楽しめるレストラン。店内には、今ではあまり見られない江戸時代の箪笥やイチョウの木のテーブルが並びます。艶のあるテーブルですが、うるし塗りも大西さんがご自身でされたそうです。家具やテーブル、とても素敵で見入ってしまいました。
10月11日よりBBQが楽しめるテラスが設置されていました。緑豊かな場所で、ゆったりとBBQができるというので、国産牛の焼き肉やBBQを味わいたい方は、ぜひ伺ってみてほしいと思います。
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「レストハウスまきば」で、日常から少し離れた贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
