神戸・六甲山上（神戸市灘区）で開催される現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」に “招待アーティスト” として招聘される元大国男児のウ・ヒョンミンが、8月より六甲山上に滞在し、作品制作を行うことが発表されました。

ウ・ヒョンミン

K-POPを舞台に自分自身を表現してきたヒョンミンは、大国男児としての活動終了後、美術の世界での新たな表現に挑戦しており、今回は8月10日から24日頃まで六甲山上に滞在し、五感から感じた六甲山の自然を原動力に、新作を制作する予定です。

《The Last Call》2021年、100×80cm、ミクストメディア

ヒョンミンはK-POPアーティストとして国内外で活躍する傍ら、虚像と実像の間で自分の内面に向き合い、「自身の人生の純粋な光を取り戻そう」と絵の制作を開始。新しい人生や本来の自分を作っていくプロセスとしてコラージュアートの手法にたどり着いたのだそう。

現在は『素材』との接点を探り、材料の質感、肌触り、色感、においなどの五感を覚醒させながら、キャンバスに内面の成長過程の豊かさを浮かび上がらせることで、未だ知らない世界、そして逃してきた生きた感覚を呼び起こすような作品を制作しています。