播州の魅力を感じて 三木市でフェス開催

『播州フェスティバル』　三木市

　播州地域の活性化を目指すイベント『播州フェスティバル』が5月9日と10日、かじやの里メッセみき（三木市）で開かれる。グルメ屋台やワークショップ、ステージショーなどが行われ、1万人の来場を見込む。

　同イベント実行委員らでつくる「播州まちづくり協議会」が主催し、2013年から毎年春と秋に開催されている。これまでは小野市のひまわりの丘公園で行われてきたが今回は三木市、次回は明石市での開催を予定しており、「これまで以上に地元の人を巻き込んだお祭りにして、地域の魅力を伝えたい」と意気込む。

　グルメ屋台に出店するのは、播州エリアで実際に営業している店舗ばかりで、地域の味を広く知って欲しいとの狙いがある。ステージでは、姫路市のご当地アイドル「KRD8（ケーアールディーエイト）」や小野市出身のシンガーソングライターcyan（シアン）さんらによるパフォーマンスが披露される。また今回、「子どもたちに建設現場などで働く車を見せたい」と、ショベルカーをはじめとした建設機械やレッカー車、レーシングカーなどの展示もある。

　同協議会の田中貴之さん（42）は、「前回はコスプレをしたり結婚式をしたり、開催するたびに内容が異なるイベントで、毎回来てくれる人には次何をやるか楽しみにしてもらえているのかなと感じる。色んな地域の人と一緒に、播州を盛り上げていければ」と抱負を語った。

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