10月12日から12月8日の期間、兵庫県立美術館（神戸市中央区）ギャラリー棟3階ギャラリーで「石村嘉成展 ～いのちの色たち～」が開催されます。

独特の色彩で、来る日も来る日も、いきものだけを描き続ける、愛媛県新居浜市在住の若手アーティスト石村嘉成さん。じゃれあうインドゾウの親子、住処を奪われたハシビロコウ、春を待つ深紅のツバキ…どんな状況下の“いのち”も石村嘉成氏が描くと、とたんに生命力にあふれ、温かい情感を生み出します。

石村嘉成さんは愛媛県新居浜市在住のアーティスト。2歳で自閉症と診断。家族や周囲の支援を受け、自立に向けて厳しい療育に向き合います。

石村嘉成

2013年に第2回新エコールドパリ浮世・絵展ドローイングコンクールに入選、審査の結果、優秀賞を受賞しました。現在は個展や講演会等で多くの人に感動と元気を与えています。

Hungry Angry ⓒ石村嘉成

今回、岡山・愛媛では約8万人を動員した「石村嘉成」が満を持して関西に上陸。全長26メートル、生物の歴史を描いた圧巻の代表作「Animal History」はもちろんのこと、色彩に埋もれる没入空間、神戸展のために描きおろした異色の新作など200点を超える作品を展示。“いのちの色”を感じる美術展です。

日なたぼっこをしているパンダ ⓒ石村嘉成

コラボ企画として『劇場型アクアリウム átoa』と同展を両方楽しめるお得な入場セット券が販売されるほか、『フェリシモ チョコレート ミュージアム』では特別展「カカオの森に生きるいのち~石村嘉成展より」の開催も決定しています。

ゆかいなヒメウミガメ ⓒ石村嘉成

同展公式スペシャルサポーターには大の動物好きで知られる森泉さんが就任しています。現在前売券を発売しています。