旧法廷内で裁判官や検察官になりきって裁判を疑似体験
丹波篠山市立歴史美術館で「模擬裁判体験」を取材してきました 丹波篠山市
現在放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』をきっかけに、“当時の法廷” に興味を持った方も多いのではないでしょうか。そこで、明治時代から実際に使用されていた旧法廷内で「模擬裁判体験」ができる『丹波篠山市立歴史美術館』を取材してきました。
同館はウイング神姫「春日神社前」下車、徒歩約1分の場所に位置しています。駐車場が完備されているので、車でも気軽に来館することができますよ。お花見シーズン、丹波篠山市の味覚を味わう秋のお祭りシーズン、歴史美術館主催イベントの際は多くのお客さんで賑わうそうです。
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館内には古墳時代の埋蔵資料や、陶芸品、城下町ならではの武具など、丹波篠山ゆかりのさまざまな文化財が展示されています。
このように分かりやすい解説付きのエリアもあり、楽しく鑑賞することができますよ。
こちらが「模擬裁判体験」をすることができる旧法廷。裁判所の木造庁舎としては日本最古級のもので、重要建築物として昭和57年に旧篠山町文化財(現市指定文化財)に指定されています。ドラマ『裸の大将・丹波篠山編』の撮影にも使用されていたのだそう。
裁判官役は当時の法服を身に付けることができます。裁判官になりきり、記念撮影をするだけでもOKです。
「模擬裁判体験」の台本がありました!登場人物は裁判官、検察官、弁護人、被告人。傍聴席があるので来館人数が多い場合は、傍聴人役をすることもできます。裁判の内容は、被告人が歩いていた78歳女性の背中を突き飛ばし、全治2週間のけがを負わせ、現金5万5千円が入った封筒を奪い取ったという強盗致傷被告事件の審理。
小道具も置いてあり、本格的に楽しめます。果たして裁判官の判決はいかに…?進行が難しい場合は、学芸員さんにお声掛けください!模擬裁判体験は友人同士、家族で体験する方が多いようです。台本は使わず、自分たちの間の身近な出来事を題材に、アドリブで体験する人もいるのだとか。無料でできる体験なので、来館の際はぜひ体験してみてください。
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館内では紙やすりで削って作る勾玉づくり体験(1,000円)や、粘土で造った型に陶土を押し当てて作る小皿型抜き体験(3,000円)などもできます。歴史美術に触れ、模擬裁判体験をした後、形として思い出を残すこともできますね。
詳細情報
- 場所
- 丹波篠山市立歴史美術館
(丹波篠山市呉服町53)
GoogleMapsで探す - 開館時間
- 9:00~17:00(受付終了16:30)
- 休館日
- 月曜日(祝祭日は開館、翌日休館)
年末年始(12月25日~1月1日) - 入館料
- 大人 300円(250円)、高校・大学生 200円(150円)、小・中学生 100円(50円)
( )内は30名以上団体料金
★4館共通券(篠山城大書院・武家屋敷安間家史料館・歴史美術館・青山歴史村)
大人 600円、高校・大学生 300円、小・中学生 150円 - TEL
- 079-552-0601