神戸三宮センター街において、5月22日、23日、27日、28日の4日間、都心三宮における新たなモビリティと歩行者が共存するための実証実験が実施されます。

神戸市ではこれまでに三宮交差点近辺の『三宮クロススクエア』を中心に、「自動走行モビリティ」や「低速小型モビリティ」などの新たなモビリティを活用した実証実験を、周囲の歩行者環境を変化させながら段階的に実施されてきました。

今回の実証では『iino type-S712』（ゲキダンイイノ製）というコンパクトサイズの自動走行モビリティ（3人乗り）を使用。

三宮地区の目抜き通りである神戸三宮センター街にて、一般歩行者のいる環境下において自動走行検証が行われ、AIカメラなどで取得した人流データを活用しながら、歩行者やまち、地域との共存性を検証するそうです。

今年1月に実施したプレテストの様子

人流センサーを使って歩行者数をリアルタイムで計測、一定数に達した場合に走行の一時停止を判断する機能があり、iinoが人混み環境下で適切な走行速度、障害物検知範囲で自動走行できるかに加え、モビリティスポットやサインの設置が歩行者動線の誘導に有効かを検証。

期間中はセンター街1丁目の約140mの区間をモビリティ2台が自動走行する予定。事前予約は不要で、誰でもモビリティに試乗可能です。なお体験時にはアンケートへの協力も呼びかけるとのこと。