ブラジル出身デザイナーユニット・カンパナ兄弟の軌跡

ヴィトラ・デザイン・ミュージアム世界巡回企画『Antibodies 1989－2009：抗体』展

　ブラジル出身のデザイナーユニット・カンパナ兄弟の20年間を振り返る展覧会『Antibodies 1989－2009：抗体』が5月10日～15日の6日間、そごう神戸店（神戸市中央区）で行われる。5月5日から同店で始まるブラジルフェア『Oi ! Brasil ～この夏、サンパウロに恋して～』の一環として企画。世界的に知られるデザイン博物館「ヴィトラ・デザイン・ミュージアム」（ドイツ）の巡回展で、2014年に「イタリア・トリノ・デザイン・ミュージアム」にて開催された後、世界を巡回し西日本では初めて。

　同展では、身近にあるものを題材として家具をデザインするカンパナ兄弟が手がけた作品を約150点紹介する。パンダ・ライオン・ワニなどたくさんのぬいぐるみを縫い合わせた「バンケットチェア」をはじめとして、「リサイクル」「自然素材と人造素材の融合」「多文化の統合」に焦点を当てた斬新なデザインワークを目の当たりにできる。

　また特別イベントとして5月9日、「ヴィトラ・デザイン・ミュージアム」のマーク・ツェーントナー館長による講演会が神戸市中央区のデザイン・クリエイティブセンター神戸（KIITO/キイト）で実施される。4月24日から同センター公式サイトにて受付が始まる。

□『Oi ! Brasil ～この夏、サンパウロに恋して～』

開催期間 5月5日（火・祝）～18日（月）
場所 そごう神戸店 各階
※対象売場（婦人雑貨、婦人服、食品売場など）

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